発達凸凹 子育て・親育て

子どもの返事は・・・

「ヤダよ」
「やりたくない」
「行きたくない」

え、なんで？
子どもは、みんな
楽しみなんじゃないの？
嬉しいんじゃないの？

子どものことを思って
張り切っていたのに・・・

子育て中は、
こんな風に
気持ちが、
空振りすること
あるのです。

世の中が浮足立つ
イベント事が、
とにかく苦手な子どももいるんですよね。

いつも通り、
淡々とが心地よい。

そういう子どももいるのです。

「ヤダ」しか言わない心の内には
こんな気持ちが
渦巻いているのかも。

・・

仮装なんてしたくない。

たくさんの人の中に入りたくない。

みんなと一緒に
「トリックオアトリート」
「お菓子をくれなきゃ　イタズラしちゃうぞ！」
なんて、言いたくない。

大きな声が苦手なんだよ。

何が起きるかわからないことは、
とっても不安なんだよ。

だから、
よくわからないハロウィンなんて、
嫌なんだよ。

・・

「ヤダなんて言わないで、やってみればいいじゃない！」
「やってみたら楽しいわよ！」

あの頃の私は、
こうやって、押し切って、
我が子の不安を増幅させてしまっていました。

その結果、
上手くいかない。

他のことにまで
不安が伝染したりするのです。

発達凸凹 子育て・親育て、

今の私から、
あの頃の私へ伝えたい。

「そんな風に押し切る前に、
その子の苦手だと感じている事や
特性に目を向けて。

イベントに参加することだけが、
豊かな経験をさせることとは限らないし、

そのイベント、
この子にとって、
優先順位そんなに高くないんじゃない？

子どもがみんな、
特別なイベント事に
心ときめくわけじゃない。

みんなの楽しいに加わらない事だって
あっていいんだよ。

それは寂しいことではない。

この子は、この子。

だから、安心して、
子どもの『ヤダよ』を受け止めてね。

平塚英子

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