普通がわからない。

2019.04.24

「普通という文化がわからない」

発達障害アスペルガーの当事者、
アズ直子さんの言葉です。
昨日放送された、
日テレザ！世界仰天ニュースの収録に
立ち会わせていただいた時に
会話の中で出た、この言葉が、とっても印象に残っています。

「空気がよめない」ということも、
ここにつながっているのではないでしょうか。
授業参観で、我が子が発言した時に、
教室の後ろから、
「よくできたね！すごいね！」と、
思いっきり褒めて、大きな拍手を
本当は、送りたい。

だけど・・・

授業の邪魔にならないように、
静かに参観している他の人たちから浮かないように、
空気をよんで・・・
「普通」は、心の中で、拍手を送るのです。
でも、
こう考えるのも普通なこと。

我が子が、
良いことをしたら褒める。
上手にできたら、拍手を送る。
これも、普通のことですものね。
空気をよむことの苦手さは、
その時々で、普通という概念が変化していくことに
対応していくことが、とても大変なことなんですね。
なんで、普通がわからないの？と、
思う前に、
こうしたことを、頭に入れておくことが、
必要なことだと思うのです。
過去のブログも合わせてご覧ください。
『「普通」って何だろう？』
https://wp.me/pai1SW-5C

＊
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