「学校に行きたくない。」そう言われたら。

え、なんで?
え、何が起こったの?

16年前、小学校1年生の夏休み明け
玄関でフリーズしたまま
登校できなくなった息子。

 

登校しぶりの始まりの日でした。
そんな息子に、私が投げかけた言葉は

 

「なんで?」
「どうして?」

 

その言葉に、答えることもせず
固まって、一歩も動けない息子・・・。

 

大きな声で、
「なんで?」
「どうして?」を
ワーワー、ギャーギャー、
責め立てるように繰り返す私。

 

 

だけど、

 

その、言葉は、
息子の気持ちを理解しようとして投げかけた言葉ではなかったかもしれません。

どうにかして、学校に行かせなくちゃ。
その一心で、
投げかけていた言葉。

駄々こねないで。
わがまま言わないで。
困らせないで。

え、それとも、
いじめられてるとか?

なに?
一体何が起こったの?

どうしよう。

どうしよう。

このまま行けなくなったらどうしよう。

不登校なんてことになったらどうしよう。

 

そんな気持ちで、
焦って、焦って・・・。
そうして投げかけていた言葉だったのです。

 

 

今なら、わかる。

「なんで?」
「どうして?」
そんなことを聞かれても、言われても、
説明なんて、できないよね。って。
私が、焦れば焦るほど、
息子自身の感情も、
どんどん不安定に、
ますます混乱していくことを。

 

あの時の私に、
伝えたいのは、こんなこと。

 

 

『落ち着いて、いったん受けとめる。』

混乱している状態にある時に
どんな言葉をかけても、
余計に感情をかき乱すだけ。

 

 

「行きたくない」というその感情を
「行きたくないんだね」と、
まずは、いったん受け止めよう。

 

 

「お水でも飲む?」と、
気分転換をするのも良いですね。
大切なのは、
私自身が落ち着くこと。

 

 

混乱している息子の感情に
引っ張られないこと。

 

 

さらっと、
「そっか。行きたくないんだね。」と、
受けとめること。

 

 

 

落ち着く環境を作ること。

 

まずは、そこから。
どっしり構えてね。

 

 

落ち着いたら、
行きたくない理由を、
ポツリ、ポツリと話し出すかもしれないし、
まだ、話せないかもしれません。

 

 

話せなくても、焦らないで大丈夫。

落ち着いて、どうすれば良いかを考えれば大丈夫だから。

 

 

まずは、
いったん落ち着いて、受け止めよう。

 

 

 

あの時の私に、伝えたいのは、こういうこと。

 

 

 

あの時の私と
同じ状況にいる あなたに届きますように。

 

 

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発達凸凹子育て・親育て
平塚英子

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